スワヒリ語でホロホロ鳥の名で親しまれる、東アフリカのプリント布カンガ。
独特の色彩と柄、その中でも「キストゥ」と呼ばれるこのデザインは昔から伝えられています。

花嫁の衣装や特別なときに着用され、メッセージが書いていないのが特徴。代わりに、幸福になるようにと願いが込められた細かい伝統模様が整然と並んでいます。

100通り以上の使い方があるといわれ、スカートやエプロン、ショールとして身に着けるのが一般的な使い方。華やかで大柄なデザインを活かしたテーブルクロスやソファーカバー、ベッドスプレッドなど、空間を彩るインテリアとしても使われています。
丈夫で優しい肌触りになるため、服やバッグなどをつくるソーイングの生地としても利用されています。